2014年06月12日

将来、地球の人間は 【 女性だけ 】 になるかも! 「 男性のY遺伝子が1,000個→78個に減少 」


現在の日本の男女比はおよそ 49:51。140年前の明治6年はその逆で、年々と男性が少なくなっている

これは日本に限らず染色体の衰退が原因で、600万年後には男性がいなくなる可能性が高い。

やがて恋愛がなくなるどころか、種の存続の危機が訪れるかもしれないのだ。


600万年後は男子消滅?



 

性染色体とは性別を決める染色体で、2つのペアから成り立ち、両親から1つずつ受け取る仕組みになっている。この染色体にはXとYの2種類があり、XXなら女性、XYは男性と、組み合わせによって性別が決まるのだ。

XとYにはもともとは同じ数の遺伝子があり、大きさも同じだったのだが、Xは1,098個の遺伝子を持っているのに対し、Yの遺伝子はだんだんと減り、現在はたったの78個しかない。

中身である遺伝子が14分の1程度にまで減ったのに合わせ、Yは大きさも圧倒的に小さくなってしまった。このまま減り続ければ、Y自体が消えてしまう日が必ず来るのだ。

Y染色体はいつなくなってしまうのか?

1億6,000万年前の遺伝子は約1,000個もあったことから、現在までにおよそ100万年ごとに3個〜6個が消えた計算になる。このままのペースが続くとすれば、残る78個は2,600万年〜1,300万年で消えてしまうことがわかる。

ただし 「 減るペースが変わらなければ 」 が前提で、年数は単純な引き算で求めた結果に過ぎない。

オーストラリア国立大学のグレーブス博士が、Y染色体の遺伝子が今日までどのような経緯で減っていったのか、さまざまなケースを想定してシミュレーションをおこなったところ、Y染色体は加速度的に減り、完全になくなるのは500万年〜600万年後になるという結果がでた。


染色体が加速度的に減るのはなぜか?
 

理由は2つあり、まずYには機能しない遺伝子が多くありとても不安定だからだ。使われていない要素は退化するのが摂理で、極端にいえば、来週には世界のどこかでなくなっていても不思議ではないという。

もう一つの理由は、Xは父から娘または母から息子と、性別をまたいで遺伝される可能性があるのに対し、Yは父から息子だけのパターンしかないため変化に乏しい。

自分と異なるタイプの免疫をもらった方が丈夫になるのと同じ理屈で、男から男にだけ伝えられ続けたYは弱く、コピーミスが多発していたのだ。

Y染色体の消失は男性の消滅を意味する。そんな危なっかしいY染色体に、人類は未来を託すしかないのだろうか。
 

すでにY染色体を失った動物も実在する。沖縄諸島に生息し、特別天然記念物に指定されている絶滅危惧(きぐ)種・トゲネズミだ。

からだを覆う毛の一部がトゲのようになっているのが名前の由来だが、天敵の少ない環境に生息していたため、ハリネズミのような強い防御力は持たない。

奄美大島と徳之島にいるトゲネズミには、なんと200万年以上前からY染色体がない。みんなメスならどうして絶滅しないの?と思うのが当然なのだが、不思議なことにオスは存在する。

なぜ?と問われても、他の遺伝子が補っていること以外は、はっきりとしたメカニズムはいまだに解明されていない。

本来Yにあるはずの遺伝子がXに存在しているなど、少しずつ解き明かされてはいるが、それでもYなしでオスが生まれる答えには到達していない。執念なのか科学なのか、はっきりさせたいところだが、なんといっても絶滅危惧種の天然記念物だけに、研究したくても制約が多いのが一因だ。
 

頼むぞトゲネズミ。男を救えるのは君だけだ!
 

結論、解明されていないながらも、Y染色体の消滅=男性の消滅とは限らないと聞き、ひとまずは安心だ。

ただし 「 いい出会いがないかなぁ 」 と待っていられるのも、あと600万年しかない。まだ半分ぐらい男性がいるうちに、素敵な恋を見つけていただきたい。



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posted by セブンプラスマン at 21:12| 東京 ☀| Comment(0) | 斬新なアイデア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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